「あ、じゃあ工場行った時に、何か買ってくるわ。 それでいい?」 姉さんがおろおろしながら提案したが、 「未成年って、酒類買っちゃいけないんじゃなかったっけ?」 俺が言うと、おっちゃんが、 「そんなん黙ってりゃ分かんねえよ」 と、悪い事を言った。 「まあ、いいや。気にしてないから」 エリアルは、何か言いたそうなのをぐっと堪えて、 笑顔を作った。 「えー、でも……」 「楽しんでおいでよ、小夜子」