エリアルが凍り付いた。 姉さんが青ざめている。 (まさか、おっちゃんは……) 恐らく俺達三人の頭の中には、同じ言葉が過ったに違いない。 (敵……) 「あれれ、何みんな黙っちゃってんの。 大丈夫だって、一応きちんとした国際機関らしいから! 凄くねえ?」 おっちゃんは、明るく笑った。 (自分がいる組織の事を、あまり分かってないのかな……) ともあれ、エリアルの正体は、 絶対に明かせなくなった。