だけど、おっちゃんはしばらく答えるのをためらっていた。 「んー……まあ、ここだけの話だからいいかあ。 ……あのさあ、小夜っちと孝。 あとそこの異人さんに質問なんだけどさ」 おっちゃんは、真剣な表情になって、一旦箸を置いた。 「この世界に、人間以外に服着たり、 喋ったりしてるような生き物がいるとしたら、信じる?」 (え……) 一瞬で、食卓が静まり返った。