震えているコレットに、セレナはさも心外と言わんばかりだった。 「お礼にお金?いらないわ、そんなもの」 「でも、それ以外にどうすれば……」 「そうねえ……じゃあ、一緒に旅をしてくれない? ちょっとの間でいいから。 あなたが世間から身を隠すのなら、都合が良いはずよ」 きょとんとするコレットに、セレナは苦笑した。 「それでは、よろしくね。お嬢さん」 「は、はいっ……!」