凶器でも出しそうな雰囲気で、 店長が段ボールから取り出したのは、漫画の単行本だった。 「あ……北斗だ……」 「……坊や、分かるの?」 「え?……あー、はい。 前友達に借りて全巻読んだんで……」 その瞬間、店長の目がクワッと開いた。 「このくらいお小遣いあげるから買いなさいッ! あんた男でしょ!」 「ギャーッすみません!」