言葉だけは、女同士のちょっとした口喧嘩みたいだった。 だけど、厨房に響いているのは、どこまでも野太い声だ。 「きぃい~!何よ、この嫌なオンナ!」 (『女』って……) どこがじゃ……。 俺は愕然となった。 だが俺の横で豊丸だけは、にやにや笑いながら、 「あー、またハニーさんとミントさん喧嘩してるー」 と、平和そうにしていた。