大慌てで確認すると、ドアを開けてすぐの場所に、 本当に段ボールやボストンバッグが積み上がっていた。 「え、ちょっ……急な話……」 「うん。連絡しなかったもんね。 多分迷惑だろう、ってのも分かってたけど、 またお前ら二人と暮らせるのもいいなあ、って思ってさあ……」 ……それを言われると、弱い。 ただし今は、前までとは違って、 気難しい吸血鬼がいるけど……。