そこで彼はお茶をひと啜りしてから、 「ところで……そっちの異人さんは、お客さん?」 部屋の隅で不機嫌そうに、 膝を抱えて親指の爪を噛んでいるエリアルを指差した。 その姿は、前に友達の家で見た、 『来客者に警戒する猫』の姿に、……とても良く似ている。 「いや、お客さんていうかね……」 ごにょごにょと、姉さんは話しづらそうだった。 確かに、そうかもしれない。