更におっちゃんは続ける。 「しかも小夜っちは今でも、俺の事ちゃーんと、 『お兄ちゃん』って呼んでくれんのに、 お前は未だに『おっちゃん』とか呼ぶんだもんなー」 「んな事言われたって……」 何しろ、俺が初めて言った言葉は、 「おっちゃん」らしいから……。 「……せめて『乙ちゃん』ならまだいいものを、 『おっちゃん』だなんて、まるでどこぞの親父じゃん……」