不意に、玄関のインターホンが鳴った。 「誰だろ?はいはいーい」 姉さんが「どちら様でしょうか?」と受話器を取った時、 急に玄関のドアが開いた。 「え、ちょっとやだ誰……」 姉さんが慌てて出ると、 すぐに「あーっ!」という驚きの叫び声が響いた。 「どうしたの姉さん!」 俺が飛び出ると、来訪者はにっこりと笑いながら、 「よう」と挨拶をした。