憤慨する姉さんを見る、おっちゃんの目が点になっていた。 俺は、書いたばかりのメモを眺めて、苦笑した。 (くだらないこと書いた……) 「うーんとさ、小夜っち……」 おっちゃんが、他にもそれについて何か言いかけた姉さんを、制した。 「とりあえず、その他に話無い? 例えば、何か相手が特徴のある事したとか……」 「工場に行く途中で見付けた、 生麦事件の看板の前では、皆写メ撮ったわよ」 「そうじゃなくて!」