遅い夕飯になったが、 留守番でお腹を空かせていた俺達二人は、 姉さんの報告を聞きながら、 ふかふかで温かい中華まんをむしゃむしゃやっていた。 「見学がね、意外と早く終わっちゃって、 みんなで中華街行こうってなったの。 私は、人形の博物館に行きたかったんだけど、 多数決で負けてね……ってまあ、それはいいとして」 姉さんは淹れ立ての烏龍茶を啜って、溜息を吐いた。 「二人が気付いたかそうじゃないかは分からないけど…… 私、凄い意地悪されたのよ」 「意地悪?」