彼女が買物を済ませてテーブルに戻ると、 一同は玉野を取り囲んで、何やら盛り上がっていた。 何でも、彼女は手品が出来るという事だった。 早くも酔いが回って、気分が良いらしい。 すっかり宴会のムードだった。 「はーい、よく見てね。 私、何も持ってないでしょー?」 玉野は両掌をかざし、裏・表と、 何も隠していない事をアピールした。 「それをね、こうすると……♪」