だが、乙矢は続ける。 「ぜひ、彼にはテミスに協力して欲しい。 ……それから、小夜っちと孝の二人にも。 『吸血鬼』という存在を許容して、 それ相応の知識がある分有利だし、 テミスの管理下にあれば、いざという時の保険や保護も利く。 今までの被害を考えたら、 決して悪い話じゃないと思うけど……」 孝が、こくりと頷いた。