夢なんじゃないのこれ。 そういえばさっき、あんまりよくない夢を見たような気がする。 それの続き? 小夜子は覚醒し切っていない頭を巡らせて、必死に考えた。 「つまり……お兄ちゃんは、 エリアルが人間じゃないって……吸血鬼だって事、 分かってるって意味だよね……」 「もちろん」 「それで……この世には、 吸血鬼以外にもまだまだたくさん……言い方が差別的になるけど、 『妖怪』がいるって事……?」 「そういう事」