「みかんジュースだけじゃつまんないでしょ。 あそこの売店でさ、何か買っておいでよ。 奢ります」 部員達に、歓声が上がった。 「チーズチーズチーズ!」 「スモークサラミ高いっけ?」 「裂きイカ希望ーっ」 顧問が出した紙幣が向けられた瞬間、 お買い物係は小夜子に決定した。 「ビーフジャーキー! ぜってえこれだけは譲らないかんな!」 月代が、他を威嚇するように手を挙げた。 若干、目が本気だ。 「チーズ!」 一方玉野も負けてはいない。