自己紹介が終わると、それぞれ雑談が始まった。 工場に着いて見学が始まっても、大体様子は同じだった。 小夜子は見学の間、ずっと同じクラスの三輪青子と行動していた。 そもそも、このサークルに入った事自体、彼女に頼まれてのことだった。 どうしても入りたい部があるけど、一人では入りづらいから。 入学してすぐに出来た友達だった。 何となく無下に出来なくて、 小夜子は軽い気持ちで「いいよ」と言ってしまった。