しかしエリアルは、自分はそんなヘマをしないから平気だと、 頑なにこの家にいた。 その裏側には、自分がそのまま追い出されてしまうような不安があった。 乙矢という存在に負けるのが嫌だと、 対抗する気持ちがあった。 それは今考えてみると間違いで、 どうしようもなく我がままな事だったかもしれない。 二人は、乙矢に自分を襲わせたくなかったのだ。