最近、自分はまた『吸血鬼側』に、 戻って来てしまっているような気がした。 以前よりも、朝起きるのが辛い。 それに、しばらく落ち着いていた血への欲求が、 自分の中に湧き上がっている上、『残酷』になっていた。 (この音は……乙矢か) 孝と小夜子は、エリアルに身を隠せと訴えた。 いつ殺されてしまうか、分からないから。