「別にいいよ」


そうアタシが言っているにもかかわらず


アイツはアタシから箱を奪って


ニカッと笑った。



『なぁ〜知ってる?クラスの山内、アイツ彼女できたってさ』


「や…山内が!?」



山内とは…アタシ達のクラスのデブな男の子。


山内に彼女ができるとは…


アタシ、彼氏いないのに…