君を知らないわたしと、わたしを知っている君。




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「なに、お前ら結局くっついたの?」
「結局とか言うなよ。運命だって。な?」



お母さんと賢吾さんの結婚記念日。
家でパーティしようってことになって、わいわい盛り上がっている。

豪華な食事を食べながら、皆で雑談会。
付き合うことになった翔太くんと芽依の報告を聞いて、
凛音くんが翔太くんをからかった。



「へえー、あの翔太がね。」
「うっせぇな、俺だって恋愛くらいするわ!」
「芽依ちゃん、美人だから他の奴に取られないように頑張れよ。」

「いや、俺もイケメンだから大丈夫っしょ。」


二人のやりとりを見ながら、みんなが笑う。