「気に入ったわ。」
霛塋は自慢げに衣裳を見せた。
地味な衣裳のはずなのに、華やかに見えたのは、着ている者が、やんごとなき人だからだろうか。
霛塋はいつもの碧玉の簪を何本か挿し、また、青薔薇の花を飾っていた。
「麗鈴、気分が良いの。散歩をしたいわ。ついてきて?」
霛塋は本当に気分が良いらしく、普段なら出ない、永寧宮の外まで顔を出した。
「やはり、外もいいわねぇ。永寧宮も美しいけれど、どこか、息苦しく思って。」
霛塋は自慢げに衣裳を見せた。
地味な衣裳のはずなのに、華やかに見えたのは、着ている者が、やんごとなき人だからだろうか。
霛塋はいつもの碧玉の簪を何本か挿し、また、青薔薇の花を飾っていた。
「麗鈴、気分が良いの。散歩をしたいわ。ついてきて?」
霛塋は本当に気分が良いらしく、普段なら出ない、永寧宮の外まで顔を出した。
「やはり、外もいいわねぇ。永寧宮も美しいけれど、どこか、息苦しく思って。」


