(公主様、待っていてください。必ずやわたくしが、貴女様を!)
その日はやって来た。
霛塋は榮妃一行が出かけるのを確認すると、すぐに行動に移した。
弟には剣を持ってこさせた。
霛塋の居る部屋は、鍵があれば入れる。その鍵は見つけられたのだが、足枷の鍵だけは何処にもなかったのだ。
「いい?わたくしが部屋の鍵を開けたら、直ぐに、公主様の足枷を外して差し上げて。公主様はお痩せになっているから、隙間は有るから、お怪我をさせないようにしてよ!」
玲玲はよく注意をしておいた。
その日はやって来た。
霛塋は榮妃一行が出かけるのを確認すると、すぐに行動に移した。
弟には剣を持ってこさせた。
霛塋の居る部屋は、鍵があれば入れる。その鍵は見つけられたのだが、足枷の鍵だけは何処にもなかったのだ。
「いい?わたくしが部屋の鍵を開けたら、直ぐに、公主様の足枷を外して差し上げて。公主様はお痩せになっているから、隙間は有るから、お怪我をさせないようにしてよ!」
玲玲はよく注意をしておいた。


