沈丁花

永寧公主は、とても活発で、どこか、櫞葉公主と似ていた。

さて、如何してそんな公主が身罷られたのか。

それは、後宮では、俗に言う七不思議となっている。


「公主様。」

茶を運んできた麗玲は、霛塋に声をかけた。

「どうしたの?」

『……………』

「気のせいでしょうか。何か、人の声がしたような…………」

麗玲は少し変わっている。
人には見えない何かが見えるという。