「三上も真緒のこと好きなんじゃない?」
由紀がそんなことを言うから、
わたしは今度こそ飲んでいるカルピスを吹き出してしまった。
「ごほっ...、
そ、そんなわけないじゃん!」
「どうして?
だってさ、あきらかにいいかんじじゃん!!」
「いいかんじっていうか...
バイト先がたまたま同じで、関わることが多いから偶然こうなってるだけで...!」
「どうしてそんなに否定するの?
どうせ真緒のことだから、三上くんは雲の上の存在で~とか思ってるんでしょ!」
「だ、だって実際そうなんだもん」
「もっと自分に自信持ちなって!!
真緒だって今までそれなりに恋愛してきたじゃん!
それに真緒って意外と男子から人気あるんだよ?
ただ普段男子と話さないからみんな話しかけてこないだけで!」
「いやいやいや」
「まあ自信は自分でつけるものだからね、わたしはどうこうできないよ!
...でも、まちがいなく三上の中で真緒はほかの女子とは違う存在だと思うな」
「そう...思いたいけど」
やっぱり自信ないよ。
わたしみたいなどこにでもいる女の子が、
完璧な三上くんの隣を歩くだなんて。



