それからわたしはこれまであったことをすべて由紀に話した。
中西さんや竹本さんから助けてくれたこと、
何度も家まで送ってくれたこと、
彼の家に行ったことーー。
由紀は喜怒哀楽を全開にしながらも真剣に話をきいてくれた。
「...そりゃ好きになるでしょ」
わたしが話を終えたあと、
由紀の第一声はこれだった。
「だ、だよね!?
好きになっちゃうに決まってるよね!?」
三上くんのファンの子はたくさんいる。
それは、“好き”ではなく憧れ、とか目の保養、とかアイドル的な存在として思っている子が多いだろう。
だけど、わたしは本気で彼のことが“好き”だ。
そりゃ、本気で好きな子もたくさんいると思うけど...。
実際、毎週のように告白されているらしいし。



