「どうしてわかったの?」
わたしがそう質問すると、由紀はふふんと笑って。
「丸分かりだって!
だって、真緒、すっごい嬉しそうにバイト行ってるもん。
それに最近顔つき変わったっていうか、恋する乙女みたいな顔つきしてるもん!!」
「えええ!?恋する乙女って...」
わたし、そんな顔してる!?
「で、で、で、どこのだれなの?
その好きな人は!!」
グイグイとせまってくる由紀に、これはもう言わざるおえない。
由紀に内緒にしていたわけじゃないんだ。
ただ、うちの学校は許可がおりる人以外はバイト禁止だから、
バイトOK=三上くんの家のことも関係してるから、だれにも言わないほうがいいと思ったのだ。
それに実際、三上くんへの気持ちにはっきり気づいたのは、先週の話だし。



