クールな彼の甘い素顔





「ずばり聞いていい?」



チョコドーナツを一口食べて飲み込んだ由紀が口を開いた。



「真緒...彼氏できたでしょ?」



その質問にわたしは食べているドーナツを吹き出しそうになった。



「できてない!できてないよ!彼氏だったらさすがに由紀に報告してる...!!」



「てことは...好きな人っ?」



「!!」



「バイト先で好きな人がいるんでしょ!!」



由紀にはどうやら見透かされていたらしい。



バイト先でもあり、同じクラスでもあるんだけど。