「すげーうまいよ」 あんまりわたしが三上くんが食べているところを見つめていたからか。 三上くんはわたしに笑ってそう言って箸を進めた。 ほっと胸を撫で下ろすわたし。 三上くんの口にあったみたいで、すっごくうれしい。 「料理得意なんだな」 「得意ってほどじゃないけど...」 「真緒ちゃん!クリームコロッケ、また作りに来てくれるっ?」 テレビを真剣に見ていた凌くんが、 こちらをくるりと振りかえってわたしにそう尋ねた。