「え!?そんなそんな!! むしろわたしがお礼したいくらいなのに」 「いいから」 「じ、じゃあ...お言葉に甘えるね。 ありがとう!わたし、パフェ好きだから」 「あぁ」 三上くんはうなずくと、 もう片方の手に持っていたわたしと同じくのマルゲリータピザをテーブルにおいた。 三上くんとふたりきりでまかないを食べるのははじめてで。 緊張で、わたしの食欲はまるで一気になくなりそうだった。