『あのさ。 俺の弟がついさっき喘息起こして。 今から病院連れてくからバイト行けねぇから、代わってくれねえかな』 自分の心臓の音がうるさくて、 三上くんの話している意味を理解するのに時間がかかった。 わたしのケータイ番号はきっと店長に聞いたんだろう。 『当日でいきなりでわるい。 無理なら大丈夫だから』 三上くんって弟いるんだ...! 三上くんに似て美形なんだろうな...。 ってそんなこと考えてる場合じゃなくて! 「だ、大丈夫!! 代われるよ!!」 今日予定いれてなくてよかったー!!