翔くんはというと、まず、入ったところのリビングにいないし、 トイレに行っている様子もない。 ということは、彼は自分の部屋にいるということになる。 ガチャ... 左側の彼の部屋の扉をゆっくりも開ける。 見慣れた部屋の右奥に置かれたベッド。 そこに彼の姿はひっそりとあった。 .........寝てるし。 だからこんなにも静かだったんだ。 そりゃそうだよね、だって、学校が終わってからもう一時間以上経ってる。 ずっとじっとしてわたしが来るのを待っているのはむずかしいだろう。