「...もう、朝...?」



カーテンの隙間からのぞく光がまぶしくて、思わずぎゅっと目を閉じる。



時計を見ると時刻は5時前だ。



......夕べは一睡もできなかった。



まぶだが思い......。



わたしはそのままぼうっとして......


今日彼が起きるであろう6時になったところで、ケータイ電話を手にとって。



わたしの指はまるで無意識かのように発信ボタンをおした。



プルルルル...



プルルルル...