『車の音すんだけど、今、外にいんのか』 そう質問され、「うん」と答える。 『どこ』 「...家の近くの公園」 『わかった』 電話はそこで切れた。 わかったってなに? ここに来るの? なんで来るの? 彼がわからない。 今すぐ家に入れば、彼を無視することができる。 だけど、心のどこかで喜んでいる自分がいて、 わたしは大人しくベンチに座ってしまう。 ...わたしもそうとうバカだ。