ゆるふわ子犬系男子の甘い罠

しかし、どんな精神状態でも朝は来るし、月曜日は来る。

大した仕事じゃないけど、ある程度の集中力は必要なわけで
ミジンコ並みの集中しかできなかった私は、上司に怒られまくっていた。

それでも、身が入らない。


同僚の麻美が昼休みになったことを教えてくれなけば自分がぼーっとしていたことにも気づかなかった。


「当ててあげる。別れられなかったんでしょ」

麻美は悪魔みたいなにやにやとした笑顔こっちに向けた。