昨晩は、憧れの藤崎教授の自宅にお邪魔できて一緒にごはんも作れて 本当に夢のような時間を過ごせて、まだ昨日のことが夢だったんじゃないかと 思っている。 それとも藤崎教授は、誰にでも家にあげるのかな? そんなこと答えのでない、どうしようもないことを朝、大学まで考えていた。 そうこうしていると1時間目が始まり、ちゃんと切り替えようと思っては いたものの、なかなか身に入らなかった。 どうしてこんなにも藤崎さんのことを好きになってしまったんだろう。