「そうですよね、俺も彼女がほしいわけじゃないんですよ。 けどね、まだこれからかなって思ってて。 東京やからいろんな大学のインカレに顔出してみようかなって思ってるんですよ。」 俺の話すのを聞いてる途中ワイン片手に真剣に聞いてくれていた。 「そうだね、まだまだこれからだと思うから勉強に恋に頑張ってね。 ささやかながら応援してるからね。」 この人は俺が自分に恋してるかもとは思わないのかな。 まぁ、俺も恋に恋してる可能性もあるし、もう少し慎重にいこうかな。 その日はここでお開きとなった。