まさかね、そんな淡い期待を抱きつつ、教授と2人で教授の住むマンションへと歩いていった。
教授が住んでいるマンションは、かなり良いタワーマンションの1室だった。
まさかのコンシェルジュも付いていて、本当に至れり尽くせりのマンションに住んでいるようであった。
「どうぞ、ここが私の部屋だよ。散らかっててごめんね。」
教授は散らかってるなんて言ってはいるが全然そんなことはなく
とても綺麗ですごくセンスの良い部屋で独身女性の1人暮らしってこんな感じなのかと思った。
「じゃあ、もう19時だしカレー、一緒に作ろうか」
そう優しく微笑んだ藤崎教授にオトナの色香を感じ不覚にも照れてしまった。

