すでに教授は、どんなカレーにしようか献立を考えているようであった。 まったくこの人は、こっちの気持ちは露知らずで、だけどそんな一面が垣間見れたことに すごく特別感を抱いた。 教授がサクサクと、お肉やお野菜をカゴの中に入れ、お酒も好きらしく ワインを入れていた。 「五十嵐くんは、お酒飲めるの?」 「えぇ、21なんで大丈夫ですよ。」 「教授はかなり、お酒強いんですか?」 「ん~、そんなことはないけど好きかな~。」