なんだかんだ教えてもらっている吉田さんとは初めての割にはかなら仲良くなれたと思う。
教えてもらいながら、はじめての華道は無事に綺麗に活けることができた。
「五十嵐くんだったわよね?初めてにしてはすごく綺麗に活けれてると思うわ。
センスあると思うわよ。これから一緒に頑張っていきましょう。」
「藤崎教授、それじゃ、まるで五十嵐くんが入部前提みたいじゃないですか。」
「えっ、入部しないの?私は彼の活けてる感じとてもよかったと思うわよ。」
「入ります。今日の体験に参加してみて、もっとセンスを磨いていろんな花を活けてみたいなって思ったので。」

