詩織 「よし、準備できたわね。
    すぐ行かなくちゃ。
    、、、行ってきます、みんな。」

 写真に向かってそう言う詩織。

 その目は、とても切なくそしてとても悲しいものだった。
        ・
        ・
        ・
 歩いて30分のところにあるこの織夜高校。

詩織 「思ったよりキレイなのね。」

淳  「だろ?」

 そこには、校門に寄りかかっている淳がいた。

詩織 「淳、、、外で待ってくれてたの?」

淳  「そ!
    大丈夫だったか?」

詩織 「えぇ。
    、、、ありがと。」

淳  「、、、おぅ(笑)!
    とりあえず、まず理事長室行くか!」

詩織 「えぇ、わかったわ。」