~詩織side~

(目覚ましの音) ピ...ピ...ピ...ピ...ピ......カチッ

詩織 「...もう、朝なのね」

 ピルルルル.ピルルルル.ピルル.....

詩織 「はい、もしもし」

?  「詩織、おはよう。
    ちゃんと起きてるか?」

詩織 「ちゃんと起きてるわよ。
    ...おはよう、淳」

 電話をしてきたのは、昔馴染みの淳だった。

淳  「おはよう。
    ...学校で待ってるからな。
    道、わかるよな?」

詩織 「えぇ、大丈夫よ。
    すぐに行くわ。」

淳  「了解。
    また後でな。」

 ふぅ

詩織 「急いで準備しないと」