無愛想な彼との恋愛の仕方

陽春がいなくなって、涙が溢れた。

私は泣くようなキャラじゃない。
ていうか、私みたいなのが恋愛しても誰も恋愛対象に見てくれないの自分がよくわかってたのに、、


あーあ、本気で聖君のこと好きだったんだなあ。


もう次の時間出たくないや。さぼろう。


陽春に体調悪い。陽春のせいじゃないから安心して。とだけLINEを送って、携帯の電源を切った。


屋上なんて清々しいところでさぼる気にもなれない。今はもう使ってない運動部の部室が空いてることを最近知ったからそこで1人落ち着こうと思った。


陽春がかわいいのは知ってる。今まで、いいなと思った人は皆、陽春のことが好きだった。けど、ここまでショックを受けたのは初めて。


20分ぐらいだろうか。無心で泣いてた。
それから私は深い眠りに落ちてた、、