葉山祐介が引越して、三日後私はショックなことが起きた。あやちゃんが私の陰口を言っていたのだ。
あやちゃんは、いつもと同じように話しかけてくれたのに。私何かしたのかな。

らんちゃんは、気にすることないよ。と励ましてくれた。そうだね。と笑って言ったけれど、気になる。
また、昔みたいにいじめられないだろうか。そんな心配ばかりだ。


どんどん、悪化していった。何が明るくて楽しいクラスだ。
私の悪口をコソコソ言っていた。
なんで喋らないの?とか、口ないのかな?
とか、昔いじめられてたらしいよ。とか、
心にぐさりと来るものが多かった。
聞こえないようにしてるのかコソコソと。話していた。らんちゃんも、きずいてるようで私の悪口言ったグループに、ニコッと笑いかけて聞こえてるアピールしてくれてる。一時は、止まるものすぐ話し始めた。
諦めたようで、トイレ!!と言って私を連れ出してくれた。ほんとに優しい。

放課後帰る約束を。ランちゃんとしてたが、先生に呼び出され教室に待っていると言われた。
長かったから帰ってるかもしれない。そんなふうに考えてた。
「なんでさー!らんはつゆかちゃんといるの?喋らないじゃん。」と、クラスでも目立つ方の、女の子が大声で言っていた。
私は。思わず隠れた。
らんちゃんは、笑顔で、
「えー?喋らないよ笑笑だけど一緒にいると楽なんだよー!!」

……ランちゃん。ありがと。