あー。はよ。来てくんないかなぁ？
｢おはようございます！！
今日は待ちわびた、転入生が来る日だね！！みんな仲良くしてね。｣
とんとん。ドアが開く音が聞こえた。
私達は、後ろを振り返りドアを見た。




｢…………なんで。？｣掠れた私の声が出た。

入ってきた、人は私の今や会うことのないだろうと思っていた人だった。



何年か前、私のお母さんの事件から少ししたあと、ある男の子が声をかけてくれた
その男の子の名前は、葉山祐介だ。その時クラスのリーダー、沙也加に嫌われてた私はほんとに深い傷をおった。
そんな時泣いてた私を。声掛けてくれた。
みんな無視してた私を、1人。ただ1人。話しかけてくれた。祐介。心の支えとなり私は元気を取り戻した。



だが。


祐介は、病気だった。2年事に、記憶が消えていく
小五になったら今の記憶も、無くなるときかされた。



私は、気まずく話さなくなったそのまま冬転校していった。