この物語は普通の高校生の私と彼の恋物語
色んなことがあった、幸せの半年間
沢山ぶつかって、そのたび仲直りして、ふざけあって。
馬鹿みたいに笑って、お揃いも増えて、秋までの季節のイベントを一緒に過ごして。
たった半年間だけど、私がこの世に生きる意味を教えてくれた半年間でした。

辛い思いをさせた時も、たくさん悲しませた時も
それでも彼は「好き」と伝えてくれました
素直になれず、喜怒哀楽だった私を優しく抱きしめて
「ゆっくりでええんやで、ちゃんと聞くから」とゆってくれました
私は胸が痛いほどキュンとしてわざと聞こえないふりして無視して
こんな幸せでいいのかなと思う気持ちと
この幸せがずっと続いてくれるのかなという不安で
いつも胸が締め付けられました。

恋人たちが言い合う「ずっと一緒に居ようね」という約束。
彼と出会う前私はいくらでも言える口約束だと思ってました。
だけどそうではなくて
どんなに小さくても幸せの欠片を沢山見つけて
一つ一つ大切に並べていけば
いつしか永遠の幸せに繋がって行くのかなと
今私はそう思うようになりました。

幸せな時間をありがとう。

私と同じ気持ちで苦しんでる方や
片思いの方、失恋した方
どなたでも男女問わず
この本が少しでも皆様の心に届くのならしあわせです。