「へぇ。そんなことまでしたのか」 「うん…」 小学生の時なんかほぼ毎日何かしらの習い事が入っていた。 この後私たちは怪我人の手当をし、幹部室に戻った。 「…うわ……」 「どーしたの?」 昨日ぶりにスマホを開いてみると、お母さんとお父さん、そして結からの着信やメールが沢山あった。 みんなにもこの画面を見せると、うわ…と私と同じ反応をした。 結には電話しようかな。 「あれ?この結って人…」 「え?友達だよ?」 真緒が少し驚いたようにしている。