「テストを配るので、机にある物は全て鞄の中にしまって下さい。」
2日目のテストが始まった。
最初は古典だから精神的に少し余裕はある。
結局、生物は朝早く学校に来て詰め込んだ。
いつもと違う、誰もいない場所で勉強すると、意外にもしっかり集中出来たので、暗記もはかどった。
とにかく、今は古典に集中だ。
テキストを全て鞄の中にしまうと、問題と解答用紙が配られた。
チャイムがなるまで、まだ1分近くある。
いつものように軽く上半身のストレッチをして時間を待つのみだ。
深く息を吐くと、チャイムが鳴った。
「始めてください」
紙の音が私1人分しかないことが、少し虚しい。
名前を記入して、問題に取り掛かった。


