かなりの時間、そうして外を眺めていたと思う。
はっと気付くと日付が変わりそうで、もう寝なくては明日がもたない。
やばいなあ、生物。
まだ細かい所があまり覚えきれていないのに全然出来なかった。
古典と英語はいつもやっているから大丈夫だけれど、生物は割と心配だ。
でも、もういくらやっても頭に入るわけがないと言い聞かせて今日は布団に入った。
電気を消すと、ますます月光が美しかった。
カーテン越しに柔らかな光が入ってくる。
決して暖かいものではなく、むしろ冷たい、冷徹なものでありながら、私を柔らかく繭のように包み込んでくれる。
暖かい心地で眠りに入った。


