雨の後は、きっと虹がかかる



電話を切り、もう少しだけ生物を覚えてから寝ようと思い、暗記を再開した。


学校で習ったところ、聞けば良かったかな。


さっきの電話で他愛もない話しかしなかったことを少し後悔した。


止まりがちな暗記をどうにか続けようと頑張ってみたけれど、今日は全然だめだ。


私にとっての生物は、単元によってかなり好き嫌いの分かれる科目だからあまり好きではない。


どちらかと言うと、化学の方が得意なくらいだから、今更ながら理系に進めばよかったと生物を恨んだ。


あまりにもはかどらないから、窓の外を見た。


この辺りは真夜中になると灯りがほとんどつかない。


星が見えるかもしれないと外を見るけれど、暗さに反してあまり見えない。